
お世話になります。
水道屋の河上です。
暑いと、作業中の汗がひどいです…
その汗が、お客様お宅の床に落ちないかと、夏の作業はとても気を遣います。
涼しいと、かく汗も少なくすみますので、そういった意味でも涼しいのはいいことだなと思っています。
さて、今回は井戸の砂こし器のお取付けです。

あの、ホームページを見たんですが、砂こし器の取付にはいくらくらいかかりますか?

お問合せありがとうございます。ホームページに記載しているとおり、よほど特殊な配管でなければ25000円~30000円程度です。

特殊な配管とは?

うーん…例えばクネクネ曲がって配管されているとか、スペースが狭かったりとか…バルブがなかったりとか
余談ですが、ここでいうバルブとは、井戸ポンプの出口側に設けられているバルブのことです。

この写真でいうなら、オレンジのレバーが見えますでしょうか?
それがバルブです。
いわゆる元栓ですね。
このレバーを90度に練ったら止水することができますが、普段元栓で井戸水を止水するような場面はあまりと思います。
バルブは日常的に操作する部品ではないため、「本当に必要なのか?」と疑問に感じるかもしれません。しかし、万が一の緊急時やメンテナンスにおいては、その存在が不可欠となります。
バルブが果たす二つの重要な役割
緊急時のリスク遮断: 給水管の破裂や予期せぬ漏水、ポンプ本体の故障などが発生した際、バルブを閉めることで水の供給を即座に止め、被害の拡大を最小限に抑えることができます。
これは緊急時対応の「生命線」です。
故障原因の特定(診断): ポンプが止まらずに稼働し続ける(回りっぱなしになる)トラブルが発生した場合、原因が「ポンプの不具合」なのか「配管の漏水」なのかを切り分けるには、バルブを操作して水流を遮断し、状況を確認する作業が必須となります。
バルブがなければ正確な診断ができません。

まぁ、難しい話になるので、バルブはとても重要です程度に覚えていただければ良いかと思います。
話を戻しますね。
砂こし器や浄水器を取り付けた場合、フィルタやカートリッジを交換するときにバルブは絶対あったほうが良いので、もし取り付けてないようであれば、新設する必要があるからです。

バルブって?

元栓のようなものです。もし無い場合は新設しますので、その分は追加料金になります。

あーでしたらウチは取り付けてあったと思います。

よかったです。よろしければ一度下見をさせていただいて正確な料金を出してもよろしいでしょうか?

そうですね。よろしくお願いいたします。
井戸ポンプを設置して、地下水で生活されてあるお宅はまだ多くあります。
地下水は水質が変わることがあります。
今まで飲料水として大丈夫だった水が濁ったり、農薬が入ったり、今回のように砂が混じるようになったりすることもあります。
ですから水質検査は毎年されたほうがいいです。
残念ながら今回のように砂があがってくるケースであれば、
〇井戸用浄水器をつける
〇砂こし器をつける
この2つが一般的な対策になってきます。
どちらがいいかは予算や、症状、使用水量などによって決めます。

なぜ砂こし器の設置を考えられたのでしょうか?

今度給湯器を交換するんですが、給湯器の業者さんから砂こし器を設置したほうが給湯器が長持ちすると言われたからです。

そういうことでしたか。たしかに給湯器のためには砂こし器があったほうがいいでしょうね。
こちらのお宅はエコキュートでした。
エコキュートはタンクがあり、タンクの底に砂が溜まってしまいます。
こうなると定期的なタンク洗浄が必要になってきます。
また機械に砂が混入すると壊れやすくなります。
一般のエコキュートを井戸水で使用すると、すぐに壊れてしまいます。
ですのでエコキュートは井戸水用の物を設置しなければなりません。
エコキュートのために砂こし器を設置したいということで、特に砂が上がってきているということではなかったようです。
取付工事していきます

こちらが今回砂こし器を設置する井戸ポンプです。

これが砂こし器。ごく一般的な砂こし器です。
この砂こし器をバルブのすぐ横に取り付けようと思います。


井戸水を使う上で重要な役割を果たすのが砂こし器(ストレーナー)です。砂こし器の取り付けは非常にシンプルで、設置後のランニングコストがかからない点も大きなメリットです。
砂こし器の仕組みと役割
シンプルな設置方法:
砂こし器は、給水パイプの途中に挟み込む形で取り付けられます。これにより、ポンプから送られるすべての井戸水が、内部に備えられたフィルターを経由する構造になっています。
砂・異物の遮断:
内部のフィルターメッシュ(網目)は、井戸水に含まれる砂や細かい異物を効果的に捉えて遮断します。これにより、異物がポンプ内部や給水設備へ侵入し、機器の故障を引き起こすのを防ぎます。
メンテナンスとコスト
定期的な清掃の推奨:
フィルターの網目に砂が溜まると、水の出が悪化します。安定した水量を確保し、ポンプへの負荷を減らすためにも、水の流れが悪くなる前にフィルターの定期的な取り外しと水洗いが必要です。
優れた経済性:
高価なカートリッジ交換が必要な浄水器とは異なり、砂こし器はフィルターを洗って再利用できるため、基本的にランニングコストは発生しません。

というわけで、また話を戻しますね。
砂こし器は結構重たいため、支えが必要です。
下にブロックを敷き重さに耐えれるようにします。

↑砂こし器を横から見た写真です。
矢印が見えますが、これは水の流れを指しています。
取り付ける向きを間違わないようにするためです。

パイプを家に入っていく給水管に接続したら完了です。

横から見た完成図です。
水漏れがないか確認し、無ければ保温材を巻いて完成です。

こちらが完成した写真です。
しっかり砂こし器がついていますね。

ありがとうございます!ばっちりつきましたね。

いえ、こちらこそありがとうございました。普段は砂はあまり上がらないということですので、半年に一回くらいフィルターの様子を見てみてください。

最初は様子を見ながらですが、半年でもフィルターがきれいであれば清掃作業は1年に一回でもいいかもしれません。

わかりました!ありがとうございます。
今回の料金は27500円でした。
給湯器はもちろん、トイレや宅内水回りにおいても、砂こし器で長持ちすると思います。
気になる方はお気軽にお声かけくださいね。
それでは。


