
今回のご依頼は井戸のポンプと、その周りの配管、そしてジェットの交換作業でした。
水量が少なくなってきていた事や、砂も上がってくるようになっていたとのことでした。
井戸で水量が足りない事や砂が入り始めると日常での井戸のメリットを失ってしまう
井戸の魅力としてはなんといっても、水道料金がかからない事だと思います。

だからこそ、日常使いとして、例えば家を立てたり、リフォームしたりするときに井戸を掘って新設されたりする人も居るわけですよね。
ただ、今回の様に、ポンプの力不足や、ジェットの不具合、砂が入ってくるなどがあると井戸としては成立できにくくなります。
※植物に水やりとしてならば、ある程度許容量はあるとは思いますが…
それでも、水量不足などは、もうどうにもなりません。
また、一般の水道は、使用する分だけ、下水の料金もとられるので、ダブルで費用面での負担が大きくなります。

お風呂使用済の水を洗濯などにされる方は、そういった下水の分を節約されたりという事もあるのではないでしょうか?
井戸の修理というと、最初に井戸を新設した時のような大きな金額がかかりそうなイメージですが、今回のように、必要な箇所だけの工事という事であれば、比較的金額を抑えることができます。

また、この井戸ポンプの交換やジェットの交換などは、これから先また何年も頑張ってくれる物なので、長い年月で考えると費用はあまり掛からないとも言えます。
だからこそ、私達水道工事事業者は、丁寧に1日でも長持ちするように丁寧に作業をすべきだと考えます。
さて、話がちょっとそれちゃったので、本筋に戻します。

上から見てみると、かなりパイプを曲げて取り付けてあるのが分かります。余談にはなりますが、この取り付け方だとポンプの接続部分に余計な圧力がかかりやすいなぁとおもったりします。
またパイプ自体が折れてしまう可能性もあります。そう考えると、個人的にはあまり望ましい方法ではないと感じました。
井戸のポンプは、何年も頑張ってくれる物として考えるからこそ、先程お伝えした配管を曲げるなどの事が気になったのも、そういう背景があってのことでもあります。

とはいえ、そこそこの年数が経って入るので、まぁこれでも問題は無かったんだと思うと、単なる職人的なこだわりの部分でもありそうな気もしてちょっと複雑な気持ちになりました(笑)
というわけで、工事開始です。
さて、続いてはジェットの交換です。
こちらが、ジェットと呼ばれる給水と、圧力をかけることで機能するパーツです。
このジェット交換作業中に誤って、深い穴の中に落としてしまうと拾い上げるのにとても大変な事にもなるので、慎重に作業を行います。
長いでしょ?繋いだ長さはだいたい8メートルくらいで、少しづつ落とし込んでは、ジョイントパーツで繋いで長い1本のパイプにしていきます。
そして実際に稼働させてみて、しばらく水を出してきれいな水が出続けるかどうかテストを行って問題なければ終了・・・ではなく、ここから、配管を保護したりする作業に入ります。
という事で、もろもろキレイに保護整理おこないました。
これでまた、10数年は頑張って稼働してくれます。

大川や、近隣の柳川などで井戸のポンプ交換でどうしようかお悩みの方がいらっしゃいましたら、電話でもLINEでもお問い合わせ受け付けておりますので、気軽にご相談ください。
強引に契約を迫ることなども行いませんし、相見積もりも大歓迎です。
相見積もりの機会をいただけるだけでもありがたい話だと思います。